診療内容

美容皮膚科

美白

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美白の条件

美肌とは、いったいどのような肌が理想なのでしょうか。以下の5つの条件が整えば、美肌と言えるでしょう。

5つの条件

  • うるおいが感じられること
    角質の状態がよく、水分が十分に保たれている状態
    手で触れるとしっとりやわらかい状態
  • きめがそろっている
    毛穴が引き締まり、滑らかな状態
  • 血色がよく、透明感がある
    くすみがなく、肌色が明るい状態
  • はりと弾力がある
    肌の状態が良好で、コラーゲンが十分に生み出されている状態
    しわやたるみがない状態
    手で触れると弾力がある
  • 肌にトラブルがない
    シミやにきびなどのトラブルがない状態

肌の構造

美肌を目指すには、肌の構造をよく知る必要があります。

下の図は皮膚の断面図です。皮膚は3層構造で、一番外側にある表皮とその下にある真皮、さらにその下にある皮下組織から成り立っています。美肌を目指すうえで特に重要なのが表皮と真皮なので皮下組織は図中にはありません。表皮はさらに4層に分かれおり、一番外側の層を角質層といいます。この角質層の上を皮脂膜が被っています。

この皮膚の構造をふまえたうえで、美肌を決めるポイントとなるのが次の3つの要素です。

  • 皮脂膜と角質層
  • 表皮のターンオーバー
  • 真皮のコラーゲン

❶ 肌のうるおい

肌のうるおいのメカニズムと対策

肌のうるおいに主に関係するのは角質です。健康な肌では角質層に約30%の水分が含まれていますが、これが30%以下になったものが「乾燥肌」です。
角質の保湿機能に関わっているのが、「皮脂膜」「天然保湿因子(NMF)」「細胞間脂質」です。

「皮脂膜」

毛穴から出てくる汗と皮脂が混ざり合ったもので、天然のクリームとして皮膚の乾燥を防ぎ、ほこりや細菌など外界からの刺激から肌・からだを守っています。

逆に皮脂の量が多すぎると、ニキビや脂性肌の原因になります。肌の水分量をきめるのは角質層の水分量で、角質層からの水分蒸発を防ぐのが皮脂膜の働きです。
男性と女性では、男性の方が皮脂分泌量が多く、そのため同じ年齢でも肌年齢に関しては 男性の方が若いとも言われます。 実際、中高年になっても 男性の方が肌ツヤはいいし、小じわは少ない傾向にあります。

なお、春から夏にかけては皮脂・汗の分泌が増え、 逆に、秋から冬にかけては皮脂・汗の分泌は減少し、 皮脂膜は不足しがちです。 そのため、一般的には春夏よりも、秋冬に肌乾燥でお困りになる方が多くなります。

皮脂の生産能力の推移

「天然保湿因子(NMF)」

角質細胞の中にある成分で、角層の水分を守っている保湿物質の1つです。

肌のうるおいにとって大切な成分ですが、残念なことに他の成分同様、NMFも加齢によって減少してしまうため、外から補うことが必要になります。

「細胞間脂質」

角質層の細胞と細胞の間にある特殊な脂質で、その約50%を占めるセラミドが保湿成分として重要です。角質層の水分の約80%はセラミドによって守られています。残り20%のうちの18%を天然保湿因子が、2%を皮脂が維持しています。

このように、肌の水分を維持するためにもっとも重要な働きをしているのはセラミドなので、乾燥でお悩みの方はセラミド入りの美容液で補ってあげると効果的です。

肌にうるおいをもたせる方法

ポイントは皮脂膜を守り、角質層を乾燥させないことです。そのためには、いつも保湿を心がけ、むやみに肌をこすらないことが重要です。力を入れてゴシゴシ洗顔をすると、角質層を傷つけて肌の水分を逃がしてしまい、乾燥の原因になり、肌の乾燥は、肌あれ・かゆみ・かぶれ・小ジワなどの原因になります。

また、セラミドに代表される保湿成分を補うことによって、角質層の保湿が十分に保たれると、うるおいのあるきれいな肌が維持できます

適した治療

❷ 肌のきめ ❸ 肌の色

肌のきめ、肌の色のメカニズムと対策

肌のきめ、肌の色に関係しているのが表皮のターンオーバーです。表皮の細胞は約1ヶ月の周期で新しい 細胞に生まれ変わっています。この細胞の生まれ変わりのことをターンオーバーといいます。

表皮の新しい細胞は、一番深い基底層で生まれ、古い細胞は順に上へ上へと押し上げられ、どんどん古い細胞になり、そして最後には一生を終え、角質となって剥がれ落ちいきます。

ターンオーバーが順調に行われている肌(つまり新陳代謝が活発な肌)は、新しい細胞が次々に生まれ、古い細胞がスムーズに剥がれ落ちていくので、いつでもきれいな状態を保つことができます。赤ちゃんや 子供の肌は、このターンオーバーが順調なので、紫外線によって、しみやくすみの細胞が生まれたとしても、すぐに剥がれ落ち、新しい細胞に置き換わるのであとにならないのです。このターンオーバーは加齢とともに遅くなり、古い角質がいつまでも残ってしまうと、きめの粗さ、くすみ、シミなどの原因になります。

●皮膚のターンオーバー(イメージ)
表皮の基底細胞で分裂し、上方に移動し角質となって脱落していく

肌のきめを細かくし、くすみを取る方法

ポイントは表皮のターンオーバーを正常に保つことです。そのためには定期的なケミカルピーリングがおすすめです。当院では水の力とピーリング剤を用いて効率的にそして優しくピーリングを行うことにより、肌の表面から毛穴の奥までスッキリさせます。また、ピーリングだけでなくディープクレンジングから保湿まで1台4役の優れものです。

定期的にケミカルピーリングを行うことによって、古い角質を除去して、下からの新しい細胞の出現を促します。細胞の入れ替わりがスムーズに行われるようになると、きめが細かく、くすみのない肌を得られます。

適した治療

❹ 肌のハリのメカニズムと対策

肌のハリのメカニズムと対策

肌のハリに関係あるのが真皮のコラーゲン線維エラスチン線維ヒアルロン酸です。皮膚の95%を真皮が占め、さらにその真皮の約70%がコラーゲン、約5%がエラスチンで成り立っています。

真皮全体にコラーゲン線維(図1白色の線)が網目状に張り巡らされ、それを所々で繋ぎ合わせているのが弾力性のあるエラスチン線維(図1緑色)です。これらの構造が、クッションのように皮膚の弾力を保つ役割を果たしています。また、この構造の隙間には水分をたっぷり含んだヒアルロン酸(図1ピンク色)で満たされ、肌の内側の水分を保つ役割を果たしています。

真皮の中にある線維芽細胞(図1目のような形のもの)は、これらのコラーゲン線維やエラスチン線維、ヒアルロン酸を産み出す重要な細胞です。

コラーゲン線維やエラスチン線維は年齢とともに量が減り、さらに紫外線を浴びることでダメージを受けてしまいます。ヒアルロン酸も年齢とともに減少し、真皮の水分も減っていきます。そうなるとクッション構造が保てなくなり、お肌のハリが失われ、肌表面に深くくっきりとしたシワが現れることになるのです(図2)。

図1 皮膚の構造

図2 シミ・シワ

肌にハリをもたせる方法

減少したコラーゲンやヒアルロン酸を補ってあげるのがベストの方法ですが、ヒアルロン酸に関しては、注射でヒアルロン酸を注入する方法が手軽で即効性があります。コラーゲン線維を再合成して増やすには、真皮に熱刺激を加えることで、修復可能な程度のダメージを与え使い古されたコラーゲンを破壊します。このとき真皮内に傷を生じ、この傷が治る(創傷治癒)際に新しいコラーゲン線維が再生されます。IPL(光治療器)、ロングパルスレーザー、フラクショナルレーザー、高周波治療器、超音波治療器など、さまざまな美容医療機器を使った治療法があります。

また、体内でコラーゲン線維を再合成する際には食事から摂ったタンパク質に由来するアミノ酸が材料となりますが、これらをつなぎ合わせるために、ビタミンCが不可欠で、ビタミンCの摂取が足りないとコラーゲンが十分に作られなくなってしまいます。肉や魚などのタンパク質とともに、積極的にビタミンCを摂る必要があります。

ビタミンCをたくさん摂りたい時には、食事からだけでなくサプリメントや点滴による投与もひとつの方法です。良質なタンパク質とビタミンCを摂ることが、健やかな肌や体を作る秘訣なのです。

適した治療

佐久平よつばクリニック

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